Olympus PEN
【オリンパス PEN】 ハーフサイズカメラって?
ハーフサイズカメラで有名なオリンパスPEN ハーフサイズカメラは、今から50~60年ほど前に登場した、コンパクトなフィルムカメラ。フィルムカメラならではの味わい深い写真が撮れることに加えて、同じフィルムなのにフルサイズカメラの2倍の枚数撮影できるというメリットもあるカメラです。
ハーフサイズカメラは、普通の35mmフィルムをセットするにもかかわらず、2倍の枚数を撮影可能なカメラです。
なぜそんなことができるのかというと、撮影の際にフィルムの半コマ分しか使わないからです。ハーフサイズカメラが世の中に登場したのは1960年代。カメラがとても高価だったこの時代に生まれたカメラは、高級感漂う金属のボディをまといながらもかわいらしい外観のモデルが多く、現在、フィルムカメラを始めようという方にとても人気になっています。
でも、どうしてメーカーはフィルムの半分だけを使って撮影することを思いついたのでしょうか?そのヒントはすでに触れた時代背景にあります。1960年代、カメラやフィルムは一般の人たちにとって「手に届くところに近づいてきた」という感じの存在でした。そんな時代において、ハーフサイズカメラは1本のフィルムで2倍の枚数が撮れる「エコノミーさ」がうけて人気に火がついたのです。

1970年代に入りフィルムの値段が下がると、ハーフサイズカメラの人気も下がってしまいました。しかし、デジタルの時代に入り、フィルムカメラの良さが再認識されるようになった今、ハーフサイズカメラは初心者の方にも扱いやすいフィルムカメラとして再び注目を浴びています。
2倍の枚数撮影可能
ハーフサイズカメラはフィルムの半コマ分だけ使って撮影するため、通常の倍の枚数撮影することが可能。つまり、36枚撮りのフィルムなら72枚撮影できてしまうのです。フィルムの半コマ分だけ使うため、カメラを普通に構えて撮影すると写真はタテになるんですよ。

レトロでかわいいボディ

今から50~60年前に誕生したハーフサイズカメラは、現代のデジタルカメラにはない、レトロかわいいボディがなんとも魅力的です。身につけるだけでヴィンテージアクセサリーのように映えてくれるので、古着好きのおしゃれ女子に特におすすめのカメラです。最近のミラーレス一眼のデザインは原点回帰の傾向もあるようですが、やはり本物のレトロかわいさにはかないません。
コンパクトなボディ
幅はiPhone Xより約4㎝小さく。
ハーフサイズカメラのボディはレトロかわいいだけではなくコンパクトです。カメラ女子の手のひらにもぴったりフィットするコンパクトなボディは、最近のコンデジぐらいのサイズ感なので、ついつい一緒に出かけたくなりますよ。持ち運びしやすいことも、フィルムカメラ初心者の方におすすめの理由です。
独特の味わい深い写り
ハーフサイズカメラで撮る写真は、フルサイズカメラで撮る写真とはまた異なる、やわらかい写りが特徴的です。


「いかにもフィルムカメラらしい写り」といえばわかりやすいでしょうか?光をやわらかく、そして淡く取り込んだような写りは、まさに独特の味わい深さです。
しかし、いつもこのようにやさしく写るわけではありません。撮影条件によっては、思ってもみなかったシャープな写りになることもあります。

2枚セットで表現できる
フィルムの半コマ分だけ使って撮影するハーフサイズカメラでは、2枚撮影すると1コマ分を使うことになります。つまり、ハーフサイズカメラは2枚の写真をペアにして表現できるのです。2枚をペアにすると表現の幅が広がります。物語のように思い出をつづってみたり、被写体のムーブメントを表現してみたりと、アイデア次第でさまざまな表現が可能です。ちなみにハーフサイズカメラで撮影したフィルムを現像する場合は、写真屋さんに1枚か2枚ペアかしっかり伝えておかないといけません。(お店によっては選べないところもあります)
神田川の夕日です。川に映る夕日と水のキラキラ。時間で景色が変わっていく様がキレイ。
猫の異なる表情をフルサイズの半分ずつで撮りました